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Wardolf Streichfett

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Waldorf Streichfett(ストレイシュフェット)は、独Waldorfが2014年に発売したストリングス音源。ボックス型のきょう体と低価格が、他に類を見ないものとなっている。128ボイスの「ストリングス」セクションと8ボイス「ソロ」セクションがあり、ストリングスセクションには3つのエフェクトとして、アンサンブル(ストリングスアンサンブルもしくはコーラス)、フェイザー、アニメイトがある。アニメイトは波形選択つまみ(スイッチではないのが特徴)にモジュレーションをかけるもの。ソロセクションにはトレモロがある。また、両方にかかるリバーブがある。ピッチベンド、モジュレーション(cc#1)、ボリューム(cc#7)を受けることができ、けっこうなめらか。全般としては、いいポリフォニックシンセである。カットオフがあればなー、レゾナンスがあればなー、などと思うが、それはないものねだり。Rocketなどに通すといいかも(未実験)。

参考リンク

サウンド:目次

サウンド:ファクトリープリセット

Streichfettは12個の音色メモリーを持つ。そこに収められているファクトリープリセットを弾いてみた。正直、一つひとつの音がどういう意図で作られているのかわからず、弾き方がよくわからない。パラメータの値を視認することもできないし。

サウンドコメント
プリセットA1
シュワー、っというストリングス。昔の「ストリングシンセサイザー」がこういう音だったかというと、疑問である。うーむ。
プリセットA2
ピアノのようなベルのような、という音にストリングスを混ぜてある。
プリセットA3
けっこうパーカッシブで、ベースを弾くといいかなあ、と思った。
プリセットA4
パイプオルガンのイメージで。
プリセットB1
先ほどとあまり変わらないが、少しアタックが強めかな。
プリセットB2
レイヤーしていい感じのコーラスに仕上げてある。
プリセットB3
ちょっとギターっぽい。きれいであるとは思う。
プリセットB4
えらく回っているけれど、エフェクトは「Animate」なのか「Phaser」なのか、わからない。
プリセットC1
人の声はなかなかいいんだけど、どれかに似ている、ということはないような。
プリセットC2
アタックの盛り上がりがいい味。
プリセットC3
パーカッシブなものと回るストリングスのコンビネーション。悪くはない。
プリセットC4
いい音ではあると思う。

サウンド:オリジナル(実験的なもの)

理解しようと音を作り、録音してみたのが以下の3つ。まだまだ勉強不足。

サウンドコメント
スプリットの実験1
プリセットを弾いてわかった感じがまったくなく、自分で音を作ったら何かわかるかと思って、スプリットをさせてみた。やっぱりよくわからん…。
ストリングスセクションのパルスを使ったリード
ストリングスセクションのレジストレーションつまみを左端に回し切ると出てくるパルスを使ったリード(レジストレーションつまみを少し右に回すと鋸歯状波っぽくなるが、これは録音しなかった)。アンサンブルはオフ。エフェクトのアニメイトとフェイザーもオフ。リバーブを少しかける。クレッシェンドとリリースを調整する、という方法で作った。モジュレーションホイールを上げた時にかかるビブラートがちょうどよく、調整ができないことを不満に感じさせない。作り手と私とで、求めるものが似ているのだろう。
ソロセクションによる鋸歯状波リード
ソロセクションのトーンつまみを「E.Piano」のあたりに回し、なるべく柔らかい音を探して作ったリード。鋸歯状波であるかどうかは知らないが、私には、それっぽく聴こえる。エンベロープはAR(アタック、リリース)を選び、アタックとリリースを調整している。リバーブも少し。こちらもビブラートがきれいにかかる。
ソロセクションでシンセピアノ
ソロセクションを使って作ったピアノ。エンベロープはAD(アタック、ディケイ)を選び、つまみでそれらを調整した。アタックつまみは左に回し切るとパーカッシブになるので、11時くらいの位置である。ベロシティはいっさい効かないので、それは期待しないでいただきたい。

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